『崖の上のポニョ』を観る(2008年8月の記事)
6歳の次女と『崖の上のポニョ』を観に行く。まったく期待をしていなく、単なる子供サービスのつもりで観に行った。世間の評判はよいのは多少気にはなっていたが、人面魚の話でそんなにいい映画が出来るのか、という想像力の欠如からか、また前作の『ハウルの城』がそれほどよくもなかったので期...
「ジョゼと虎と魚たち」を観て、「リアル」を読んで、車いすの人と健常人とのコミュニケーション、ディスコミュニケーションを考える(2008年5月の記事)
「ジョゼと虎と魚たち」を観賞する。これは、相当いい映画だ。こういう映画を自分も大学生の時に観ておいたら、もう少しはまともな大人になれたかもしれない。田辺聖子は、あんなおばあさんなのに、どうしてこんな若者の気持ちが分かる小説を書くことができるのであろうか。凄い人だ。俳優陣はジ...
タンティーノ『レザボア・ドッグス』
今更ながらであるが、タランティーノの1992年作品『レザボア・ドッグス』を観る。タランティーノの作品は最近のものを除くとほとんど観ていたのだが、彼のデビュー作は今まで見損ねいた。さて、しかし、この映画は度肝を抜く。いや、タランティーノの映画なので、その暴力性は驚くことはない...
『ビートルジュース・ビートルジュース』
1988年のカルト的大傑作『ビートルジュース』の続編。2024年に公開ということで、前作から36年も経っている。それにも関わらず、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラといった前作と同じキャストが出演しているのは驚くしかない。前作ではウィノナ・ライダーは...