トランプのアメリカの軍事負担が過度で不公平の主張の誤謬
- Keiro Hattori
- 4月6日
- 読了時間: 2分
トランプはアメリカの軍事負担が過度で不公平だと主張している。確かに日本などは、アメリカの核の傘に「守られて」いたりするので、アメリカの軍事負担分をある程度、金銭的に補償しないといけないと考えさせられたりもする。橋下徹のように、どんどんとお金を払えばいいんです、という売国奴のようなものもいる。
さて、しかし、このようにアメリカの核の傘に入っているのは、日本が原子力爆弾を所有することを放棄しているからだ。放棄しているから、アメリカの核の傘に入っているのだ。そして、その結果、アメリカは日本に対して防衛措置を取らずによくなっているため、結果的にアメリカは相当、得をしている。日本を無防備にさせていることのメリットは計り知れない。それは、単に防衛措置を取らないことでアメリカの軍事費を減らすだけでなく、日本をいろいろと従わせることができるからだ。
ただ、そのようなマクロ的な利益を理解せずに、目の前のバランスシートだけを見ると、なんで日本の防衛費まで払わなくてはいけないんだ、というような浅薄な理解しかできない馬鹿もいる。そのような馬鹿が出てきたというのは日本的には決して悪くはない。というのは、軍事化できるからだ。日本がこんな地震国なのに原発に拘っているのは、原爆がいざという時につくれる、ということを担保しているからに過ぎない。しかし、日本が軍事化したらアメリカは結構、大変な目に遭う。そもそも、アメリカは潜在的には白色人種の国は同朋としてみるが、黄色人種はあまりそのような目でみない。日本が軍事化したら仮想敵国として捉える政治家達も出てくるだろう。それによるアメリカの軍事費は、現状より遥かに多くなるだろう。改めてトランプ大統領の馬鹿さ加減はアメリカを劣化させていることを確信する。
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